2010年09月27日
門秀彦さんライブペイントワークショップ①
昨日の朝刊で土曜日に行われたぬまづ福祉まつり~ふくsee~内で行われた門秀彦さんのライブペイントワークショップがカラー写真つきで紹介されました。毎月第4土曜日に中央公園で行っているnumazooが、ぬまづ福祉まつりにお譲りする形で香貫公園にこの日は移動したのですが、せっかく同一日に開催するのだから、何かコラボレーションできないかと考え、持ち込んだ企画です。新聞記事にも掲載されていますが、本日より1ヵ月間、沼津市役所1階ロビーに今回の作品が展示されています。多分、いきさつなどが分からないと絵だけ見ては分からないと思いますので、今回の企画の経緯などを紹介させていただこうと思います。


今回の企画のは、魚町のカフェブルーウォーターで、門秀彦さんのライブペイントの作品達を見つけてしまったことが始まりです。店員の相原さんに作品たちを紹介してもらいながら、ブルーウォーターの天野さんと門さんが対談している文章を見せていただき、門さんの人柄や描く絵から感じる強いメッセージに惹きつけられたのでした。そして、門さんの自叙伝でもある「世界がこんなに騒がしい日には」(2004年・ジャイブ株式会社出版)という本を借りて読み、門さんの半生を知ることで、門さんの絵をもっと多くの人に見てほしい、絵から心で何かを感じ取ってほしいと思いました。
門さんはご両親が全ろう(耳が聞こえない)である家庭で育ちました。門さんは健常者でありながらも、そういった家庭環境からうまく社会に溶け込めない苦悩を抱え、思春期を過ごしました。しかし、幼いころから絵が得意であったことから、その才能を見出したいろんな方に導かれて、デザイナー、イラストレーター、アーティストとしてさまざまな場で活躍されていきます。門さんの描く絵は手話をモチーフとした絵など、言葉ではなく心から心へとつながっていく「声」を表現しています。感動を言葉を選択して伝えるのではなく、感じたものそのものを伝えられています。
数多くのブルーウォーターと門秀彦さんで積み上げた作品たちは沼津の宝。これらをnumazooで飾りたい。そんな思いを抱き、そのことを天野さんにお伝えしたところ、了承を得られ、作品展は実現したのでした。




そして、天野さんからある提案を受けます。
門さんを沼津にお呼びして、ライブペイントをやってみては?
その提案を受けた瞬間に、ずっと考えていたぬまづ福祉まつりとのコラボレーションのアイデアが出来たのでした。ぬまづ福祉まつりのメインテーマは『福祉って「ふつうのこと。」』1つの大きなダンボールに、大人・子供・障害者・健常者がその場で感じたことを手を動かして絵にする。その状況は「障害」「健常」という言葉による隔たりはない。ふつうのこと。ぬまづ福祉まつりの実行委員長の川端さんにそのアイデアをお話し了承をえ、門秀彦さんにも東京までお会いしに行き、了承を得て、今回のワークショップが実現したのでした。また、ぬまづ福祉まつりが終わっても少しでも、『ふつうのこと』が残せるように、市役所のロビーでの展示をお願いし、こちらも実現しました。以上が今回のワークショップのいきさつの全容です。
ライブペイントワークショップの状況はまた後で書きますので、お時間がございましたらまたご覧になってください。


今回の企画のは、魚町のカフェブルーウォーターで、門秀彦さんのライブペイントの作品達を見つけてしまったことが始まりです。店員の相原さんに作品たちを紹介してもらいながら、ブルーウォーターの天野さんと門さんが対談している文章を見せていただき、門さんの人柄や描く絵から感じる強いメッセージに惹きつけられたのでした。そして、門さんの自叙伝でもある「世界がこんなに騒がしい日には」(2004年・ジャイブ株式会社出版)という本を借りて読み、門さんの半生を知ることで、門さんの絵をもっと多くの人に見てほしい、絵から心で何かを感じ取ってほしいと思いました。
門さんはご両親が全ろう(耳が聞こえない)である家庭で育ちました。門さんは健常者でありながらも、そういった家庭環境からうまく社会に溶け込めない苦悩を抱え、思春期を過ごしました。しかし、幼いころから絵が得意であったことから、その才能を見出したいろんな方に導かれて、デザイナー、イラストレーター、アーティストとしてさまざまな場で活躍されていきます。門さんの描く絵は手話をモチーフとした絵など、言葉ではなく心から心へとつながっていく「声」を表現しています。感動を言葉を選択して伝えるのではなく、感じたものそのものを伝えられています。
数多くのブルーウォーターと門秀彦さんで積み上げた作品たちは沼津の宝。これらをnumazooで飾りたい。そんな思いを抱き、そのことを天野さんにお伝えしたところ、了承を得られ、作品展は実現したのでした。




そして、天野さんからある提案を受けます。
門さんを沼津にお呼びして、ライブペイントをやってみては?
その提案を受けた瞬間に、ずっと考えていたぬまづ福祉まつりとのコラボレーションのアイデアが出来たのでした。ぬまづ福祉まつりのメインテーマは『福祉って「ふつうのこと。」』1つの大きなダンボールに、大人・子供・障害者・健常者がその場で感じたことを手を動かして絵にする。その状況は「障害」「健常」という言葉による隔たりはない。ふつうのこと。ぬまづ福祉まつりの実行委員長の川端さんにそのアイデアをお話し了承をえ、門秀彦さんにも東京までお会いしに行き、了承を得て、今回のワークショップが実現したのでした。また、ぬまづ福祉まつりが終わっても少しでも、『ふつうのこと』が残せるように、市役所のロビーでの展示をお願いし、こちらも実現しました。以上が今回のワークショップのいきさつの全容です。
ライブペイントワークショップの状況はまた後で書きますので、お時間がございましたらまたご覧になってください。
Posted by numazoo